粉雪が頬に触れた瞬間、空気の温度が静かに切り替わる。
「ああ、今、自分は旅の中にいるんだ」——札幌の2月は、そんな感覚を不意に呼び覚ましてくれます。
ただ寒いだけの冬ではありません。
街路樹も、ビルの輪郭も、人の足音さえも、白い光に包まれて再構築される季節。
札幌雪まつりは、単なるイベントではなく、街そのものが“作品”になる一週間です。
とはいえ、初めての人ほど、期待と同じくらい不安を抱えているはずです。
「札幌雪まつり2026はいつ開催されるのか?」
「日程は何日間?週末は混む?」
「会場はどこを回ればいい?」
「2月の札幌って、服装を間違えたら危険?」
その不安は、とても正しい。
なぜなら、札幌雪まつりは“情報の差”が、体験の質を大きく左右する旅だからです。
僕自身、これまで何度も冬の札幌を歩いてきました。
朝の大通公園で、まだ人の少ない雪像と向き合ったこと。
夜のすすきので、ネオンに照らされた氷像に立ち尽くしたこと。
そして一度、服装選びを甘く見て、寒さに集中力を奪われた苦い経験もあります。
観光客として、取材者として、そして一人の旅人として実感したのは、
札幌雪まつりは「行けば感動できる」場所ではないということ。
正しい時期を知り、回り方を知り、備えを整えた人だけが、深く感動できる場所なのです。
この記事では、
・札幌雪まつり2026はいつ開催されるのか(正式日程)
・初めてでも迷わない会場の回り方と見どころ
・混雑を避けるための時間帯と曜日の考え方
・寒さに負けず楽しむための服装と持ち物
・ツアーで行くべきか、個人手配が向いているか
こうした「現地で本当に必要になる情報」だけを、
実体験と公式情報をもとに、ひとつずつ丁寧にほどいていきます。
読み終えたとき、あなたの中に残るのは、
「ちゃんと準備できた」という安心感と、
「この冬、ここへ行く理由が見えた」という確信。
札幌雪まつり2026を、
“寒かった思い出”ではなく、“一生語れる冬の記憶”にするために。
その一歩目として、ここから一緒に旅の地図を描いていきましょう。
この記事でわかること
- 札幌雪まつり2026の開催日程(いつ?)と開催期間
- 会場3つ(大通・すすきの・つどーむ)の違いと見どころ
- 初めてでも失敗しない観光モデルコース
- 寒さに負けない服装・持ち物
- 混雑回避のベスト時間&曜日
- ツアーで行くべき人/個人手配が向く人(完全比較)
札幌雪まつり2026はいつ?【開催日程・開催期間】
まず、旅の設計図になる結論から。
2026年の開催期間:
2026年2月4日(水)〜2月11日(水・祝)(8日間)
この「8日間」の中で、あなたの体験は大きく分かれます。
同じ雪像を見ても、“混雑の中で見る”のか、“余白のある時間に向き合う”のかで、記憶の深さが違う。
混雑回避の具体策は、後半の「混雑回避のベスト時間&曜日」で詳しく解説します。
札幌雪まつりの会場は3つ【初めてでも迷わない】
札幌雪まつりは、ひとつの会場に全部が詰まっているわけじゃありません。
“性格の違う3つの世界”を、どう組み合わせるかが旅のコツです。

~このイラストはイメージ画像です~
大通会場(メイン)|雪でできた街を歩く
中心は大通公園。巨大雪像が並ぶ、まさに主役の舞台です。
初めてなら、まずここ。昼は造形の細部、夜はライトアップの幻想を。
- 昼の見どころ:雪像の彫りの深さ、陰影、表情の緻密さ
- 夜の見どころ:ライトに照らされる“雪の建築”の別の顔
コツ:雪像は正面だけで満足しないで。斜め・横から見ると立体感が跳ねます。
すすきの会場|ネオン×氷像の夜
夜の街に、氷像が並ぶ光景は、札幌の冬の“背徳的なくらい美しい顔”。
夕食のあと、短時間でもいいので立ち寄ってください。旅の最後に残るのは、だいたいこういう夜です。
- おすすめ時間:18時台〜(混む日は短期決戦)
- 写真のコツ:ネオンを背景に、氷の透明感を引き出す
つどーむ会場|“見る”から“遊ぶ”へ
ここは体験型。滑り台や雪遊びなど、子どもも大人も思わず笑ってしまう場所。
「雪まつり=鑑賞」と思っていた人ほど、良い意味で裏切られます。
- おすすめ:子連れ/体験重視/雪遊びをしたい人
- 狙い目:午前(午後は家族連れで混みやすい)
札幌雪まつり2026の魅力的な見どころ詳細
札幌雪まつりの見どころは、「大きな雪像がある」という一言では語り尽くせません。
なぜなら、そこにあるのは単なる造形物ではなく、雪と時間と人の情熱が積み重なって生まれた“風景そのもの”だからです。
昼の光の中で見る雪像と、夜のライトアップに浮かび上がる雪像。
同じ形をしているはずなのに、受け取る感情はまるで別物になります。
それはまるで、同じ街を「朝」と「夜」で歩いたときの印象が違うのとよく似ています。
僕が初めて札幌雪まつりを訪れたとき、正直に言えば、
「有名だし、一度は見ておくか」くらいの気持ちでした。
けれど、大通公園に立ち並ぶ雪像を前に足を止めた瞬間、
その考えは、音もなく覆されました。
雪とは思えないスケール。
近づくほどに見えてくる彫りの深さ。
そして、寒さの中で完成させる人たちの、静かな覚悟。
札幌雪まつりの魅力は、「見る」ことだけにありません。
作る人の物語を感じ、
時間帯によって表情を変える雪像と向き合い、
自分自身の記憶の中に、そっと風景を刻み込むこと。
ここから先は、初めて訪れる人が「これは見逃せない」と感じるポイントを、
大通・すすきの・つどーむ、それぞれの会場ごとに、体験を交えて詳しく紹介していきます。
写真では伝わりきらない空気感と、
現地で初めてわかる感動の輪郭を、
この章で、できるだけ正確に言葉にしていきましょう。
1)大雪像|“雪の街”のスケールに飲み込まれる
最初は、誰もが少し距離を保って眺めます。
「大きいな」「写真で見たことはあるな」——そんな言葉が、頭の中をよぎる。
けれど、一歩、また一歩と近づくにつれて、感覚がずれていく。
あれは本当に“雪”なのか?
壁のように立ち上がり、影を落とし、街の風景そのものを塗り替えてしまう存在感。
僕が初めて大雪像を間近で見たとき、驚いたのはサイズ以上に「細部」でした。
遠くから見れば圧倒的な塊なのに、近づくと、彫刻の線、表情の陰影、意匠の意味が見えてくる。
これはイベント用のオブジェではなく、屋外に出現した巨大な彫刻作品だと、身体で理解させられます。
おすすめの楽しみ方は、あえて同じ場所を二度歩くこと。
昼は「彫刻」として。
夜は「舞台装置」として。
太陽光の下では、造形の正確さや立体感に目を奪われ、
ライトアップされた夜には、物語の一場面に入り込んだような没入感が生まれる。
同じ雪像なのに、受け取る情報も感情も、まるで別物になります。
時間帯を変えるだけで体験が二層になる。
それが、大雪像という存在の奥行きです。
2)制作の熱量|職人とチームの“本気”に触れる
もし運が良ければ、制作中、あるいは仕上げの段階に出会えることがあります。
その瞬間に立ち会えた人は、札幌雪まつりの“裏側”を知ることになる。
黙々とノミを振るう音。
言葉少なに合図を交わすチーム。
氷点下の空気の中で、集中だけが張り詰めている時間。
雪像は、自然にできたものではありません。
人の判断、技術、そして時間が積み重なった結果として、あの形があります。
完成品だけを見ていると忘れてしまいがちですが、
あれほどのスケールのものを、限られた期間と環境で作り上げるのは、簡単なことではありません。
制作の現場に立つと、
「すごい」ではなく、「本気だ」という言葉が浮かびます。
この熱量を知ってから雪像を見ると、
ただの観光対象だったものが、人の仕事の結晶として立ち上がってくる。
札幌雪まつりが、世界から評価され続ける理由が、そこで腑に落ちます。
3)すすきのの氷像|夜にだけ開く美術館
昼間に見ても、美しい。
けれど、すすきのの氷像は、夜になって初めて完成すると言っていい。
ネオンの光が差し込んだ瞬間、氷はただの透明な塊ではなくなります。
赤、青、紫——光を取り込み、反射し、内部から輝き始める。
まるで、氷そのものが呼吸を始めたように。
僕は何度も、ここで足を止めすぎてしまいました。
写真を撮るつもりが、撮ることを忘れて見入ってしまう。
気づけば、指先の感覚がなくなっている。
寒さを忘れるほど集中してしまう——それが、すすきの会場の怖さであり、魅力です。
飲食店の明かりと、氷像の静けさが交差するこの空間は、
札幌の夜が持つ二面性を、そのまま切り取ったような場所だと思います。
4)つどーむの雪体験|旅の写真より先に、笑い声が残る
ここに来ると、カメラを構える時間が自然と減ります。
理由は単純で、遊ぶのに忙しくなるから。
滑り台で転び、雪に手をつき、思わず笑ってしまう。
雪国育ちでなくても、雪に対して身構えていた大人ほど、
「あ、楽しいな」と素直に感じる瞬間が訪れます。
取材で訪れていたはずなのに、
気づけば一人の参加者として雪の上に立っていた——そんな経験を、僕は何度もしました。
写真は、後から見返すことができる。
でも、雪を踏みしめた感触や、思わずこぼれた笑い声は、
その瞬間にしか存在しません。
つどーむ会場が教えてくれるのは、
札幌雪まつりは「見るイベント」ではなく、
冬と関わる体験そのものなのだということ。
だからこの場所では、
うまく撮れた一枚よりも、
少し乱れた息と、赤くなった頬のほうが、きっと大切な思い出になります。
初めてでも失敗しないおすすめ観光モデルコース
札幌雪まつりを前にして、多くの人が立ち止まります。
「どこから回ればいいんだろう」「時間配分を間違えたら寒さで消耗しそう」——その迷いは、とても自然なものです。
というのも、札幌雪まつりは“行き当たりばったり”が通用しにくいイベントだから。
会場は3つに分かれ、時間帯によって混雑も表情も大きく変わる。
そして何より、2月の札幌は、体力を静かに削ってきます。
僕自身、最初の頃は欲張って回りすぎ、
「せっかく来たのに、寒さの記憶しか残っていない」——そんな失敗をしたこともありました。
逆に、動線と時間を少し整えただけで、
同じ雪まつりが、驚くほど穏やかで豊かな体験に変わったこともあります。
この章で紹介するのは、
初めての人が「無理なく、でも物足りなさを感じない」ための観光モデルコース。
見どころを削らず、寒さに振り回されず、
「ちゃんと楽しめた」と胸を張れる流れだけを残しました。
時間帯の選び方、休憩の入れどころ、
昼と夜で表情が変わる会場の使い分け——
これらはすべて、現地を何度も歩いてわかったことです。
この先では、
短期旅行でも満足度が高い“王道コース”と、
家族連れや体験重視の人向け“ゆったりコース”、
2つの視点から、札幌雪まつりの回り方を具体的に紹介していきます。
地図を広げるような気持ちで、
あなたの旅に一番合う流れを、ここから一緒に見つけていきましょう。
【王道】1日満喫モデルコース(短期旅行・初めて向け)
もしあなたが、「滞在は1日〜1日半」「初めての札幌雪まつり」「絶対に失敗したくない」——
このどれかに当てはまるなら、この王道コースが最適解です。
札幌雪まつりでありがちな失敗は、
・朝から飛ばしすぎて夕方に体力が尽きる
・夜のライトアップまで持たず、ホテルに退却する
・結果的に“写真で見たあの景色”を見逃す
この3つ。
僕自身、最初の頃は「せっかく来たんだから」と詰め込みすぎて、
夜の大通公園で、ただ寒さに耐えながら雪像を眺めるだけになったことがあります。
それ以来、この流れに落ち着きました。
9:30 大通会場(昼)
→ 12:30 札幌グルメでランチ
→ 15:30 カフェ休憩(体力温存)
→ 17:00 大通会場(夜・ライトアップ)
→ 19:30 すすきの会場(氷像ナイト)
このコースの肝は、「同じ場所を、違う時間に見る」こと。
大通会場は、昼と夜で“別の会場”と言っていいほど表情が変わります。
午前中は、人も少なく、雪像の彫刻としての完成度をじっくり味わえる時間。
写真も撮りやすく、「ああ、来てよかったな」と静かに実感できるはずです。
そして重要なのが、15時台の休憩。
寒さは、気づかないうちに体力を削ります。
このタイミングで一度屋内に入り、体を温めておくことで、
夕方以降の“本番”に余裕を持って臨めます。
17時を過ぎ、空が群青色に染まり始めたら、再び大通へ。
ライトアップされた雪像は、昼に見たものと同じ形なのに、
なぜか物語を背負った舞台装置のように見えてくる。
- 成功の鍵:昼と夜で“大通”を二度味わう
- 休憩は正義:寒さは体力を静かに削る(室内で一度温まる)
夜の締めは、すすきの会場。
ここは長居しなくて構いません。
30分〜1時間、氷像とネオンの世界に身を置くだけで、
その日の旅は、ぐっと記憶に残るものになります。
【家族・体験重視】2日間ゆったりモデルコース
時間に少し余裕があり、
「雪まつりを“見る”だけで終わらせたくない」人には、こちらの2日間コースがおすすめです。
1日目:大通(昼→夜)+すすきの(夜)
2日目:つどーむ(午前)+札幌観光(午後)
この組み方には、はっきりした理由があります。
まず1日目は、王道どおり“見る雪まつり”。
大雪像、ライトアップ、氷像——
札幌雪まつりの象徴的な風景は、この日にしっかり押さえます。
そして2日目の主役が、つどーむ会場。
ここは、午後になるほど人が増え、子どもの集中力が切れやすい。
だからこそ、午前中に持ってくる。
これは取材でも、実体験でも、何度も見てきた光景です。
朝のつどーむは、空気が柔らかく、雪もきれいで、
子どもも大人も、素直に楽しめる。
雪遊びでしっかり体を動かしたあとは、
午後は札幌市内の屋内観光やカフェで、無理せずクールダウン。
この“緩急”があることで、
「楽しかったね」で終われる旅になります。
写真の枚数より、
帰り道の会話が弾むかどうか。
家族旅では、そこがいちばん大切です。
どちらのコースも共通しているのは、
「全部を見る」ではなく、「一番いい瞬間に立ち会う」という考え方。
札幌雪まつりは、正直です。
準備と流れを整えた人には、
きちんと、忘れられない冬の景色を返してくれます。
札幌雪まつりの準備と服装ガイド【2月の札幌対策】
札幌雪まつりで「楽しかった」と言えるか、
それとも「寒かった記憶しか残らない」と振り返るか。
その分かれ道は、現地に着く前——準備と服装で、ほぼ決まってしまいます。
2月の札幌は、数字で見る気温以上に、体に響く寒さがあります。
雪、風、そして長時間の屋外滞在。
これは観光というより、少しだけ“冬と向き合う体験”に近い。
僕自身、取材と旅で何度も冬の札幌を歩いてきましたが、
最初の頃は「ダウンを着ていれば大丈夫だろう」と、どこか甘く見ていました。
結果、雪像の前で集中力が切れ、
本来なら心に残るはずの景色を、早々に切り上げてしまったこともあります。
その経験から断言できます。
札幌雪まつりの防寒は、気合ではなく設計です。
着込めばいいわけでも、最新のアイテムを揃えればいいわけでもない。
必要なのは、「どう動くか」を想定したうえでの装備。

この章では、
・2月の札幌の気温と体感温度の考え方
・寒さに負けない基本の服装(3レイヤー)
・靴選びで失敗しないためのポイント
・持っていくと快適さが変わる小物類
こうした内容を、
実際に現地で失敗し、学び、改善してきた視点からまとめています。
きちんと準備ができていれば、
寒さは「敵」ではなく、
雪景色を際立たせるための背景になります。
この先を読めば、
あなたは防寒に振り回されることなく、
札幌雪まつりの本質——
白い世界に身を置く時間そのものを、
落ち着いて楽しめるはずです。
結論:防寒は「着込み」より「設計」
札幌の2月を歩いてみると、数字で見る気温よりも先に、体力が削られていく感覚に気づきます。
原因は、冷え切った空気そのものより、風と、足元の路面(氷)。
じっと立ち止まって雪像を見る時間。
会場から会場へ移動する時間。
その積み重ねの中で、寒さは静かに、しかし確実に体に入り込んできます。
だから札幌雪まつりの防寒は、
「たくさん着ればいい」「一番暖かそうな服を選べばいい」では足りません。
どう動き、どこで止まり、どこで屋内に入るのか——その流れを前提にした“設計”が必要です。
ファッションではなく、装備。
ここを切り替えられるかどうかで、
旅の快適さと、雪像に向けられる集中力は、驚くほど変わります。
服装は3レイヤー(基本の正解)
何度も現地を歩いて辿り着いた答えが、3レイヤー構造です。
これは登山や極寒地観光でも使われる、もっとも合理的な考え方。
- インナー:吸湿速乾素材(汗冷えを防ぐ)
- ミドル:フリース or 薄手ダウン(体温を溜める層)
- アウター:防風・防水(雪と風を遮断する外壁)
特に重要なのが、インナーです。
「寒いから着込む」と思いがちですが、
実は、雪まつりでは歩いているうちにうっすら汗をかくことが多い。
この汗が冷えると、一気に体温を奪われます。
だからこそ、吸湿速乾。
ヒートテック系を選ぶなら、“暖かさ”より“汗を逃がす力”を意識してください。
ミドルレイヤーは、屋内に入ったときに脱ぎやすいものが理想。
地下街やカフェに入った瞬間、
この層で温度調整できると、体が一気に楽になります。
アウターは、多少ゴツくても構いません。
雪と風を止めることが最優先。
見た目より、防風性能と防水性を信じて選びましょう。
靴で旅が決まる(ここだけはケチらない)
もし、防寒対策で「一番大事なものは?」と聞かれたら、
僕は迷わず靴と答えます。
- 必須:防水/滑り止めソール/くるぶし以上の高さ
- 避けたい:スニーカー、革靴、ヒール、底の硬い靴
雪まつり期間中の札幌は、
見た目は雪でも、下はツルツルの氷という場所が少なくありません。
足元が不安だと、
・転ばないように常に緊張する
・歩く速度が落ちる
・写真を撮る余裕がなくなる
結果、景色に集中できなくなります。
旅は、靴から崩れる。
これは比喩ではなく、冬の札幌では事実です。
持ち物チェックリスト(観光編)
服装が整ったら、最後は小物。
ここを押さえておくと、快適さが一段上がります。
- 手袋(スマホ対応タイプが便利)
- ニット帽/ネックウォーマー(体感温度が大きく変わる)
- カイロ(背中+ポケットが鉄板)
- モバイルバッテリー(寒さで電池消耗が早い)
- リップクリーム(乾燥は想像以上)
- 小さめリュック(両手を空けるため)
特にカイロは、
貼る場所で効果が変わります。
僕の定番は、背中に1枚、コートのポケットに1枚。
寒さに耐えるためではなく、
寒さを“意識しなくて済む状態”を作るための準備。
そこまで整えておけば、
あなたの意識は、雪像のディテールや、
夜の光の美しさへ、自然と向かっていきます。
防寒が完成したとき、
札幌雪まつりは、
「寒いイベント」ではなく、
冬だからこそ成立する、完成度の高い旅に変わります。
混雑回避のベスト時間&曜日【初めての人はここだけ守って】
混雑回避の結論
・最も空いている:平日 9:00〜11:00
・最も混む:土日祝 17:00〜20:00(ライトアップ帯)
・狙い目:開催2〜3日目の平日
曜日別の傾向
- 平日(月〜木):写真が撮りやすい、歩きやすい、満足度が高い
- 金曜:夜から混みやすい(昼は比較的◎)
- 土日祝:ピーク。朝特化+夜は短時間が安全
会場別の回避テク
- 大通会場:端から回る(混みやすい地点を避ける)
- すすきの会場:夕食を早めて18時台に入る
- つどーむ会場:午前が勝ち(午後は混みやすい)
札幌雪まつり2026ツアー完全比較|後悔しない選び方
ツアーがおすすめな人/個人手配が向く人
- ツアー向き:初めて/短期旅行/雪道が不安/家族連れ
- 個人手配向き:自由重視/写真撮影で長く滞在したい/札幌の移動に慣れている
ツアータイプ別(ざっくり比較)
| タイプ | 向いている人 | 特徴 |
|---|---|---|
| 航空券+ホテル付き | 初心者・短期旅行 | 自由時間を確保しやすい/手配が楽 |
| 観光付きバスツアー | 家族・シニア・安心重視 | 移動ストレスが少ない/自由度は下がる |
| フリープラン(格安) | 慣れている人・自由派 | コスパ◎/ホテル立地が超重要 |
ツアー選びのチェックポイント(ここだけ守る)
- ホテル立地:できれば「大通・すすきの徒歩圏」
- 夜の自由時間:ライトアップを楽しめるか
- 移動の導線:地下鉄アクセスが良いか
予約の目安:
人気日程は宿が埋まりやすいので、早めの確保が基本です。
「まだ早いかな」と思ったときが、だいたい一番いいタイミング。
よくある質問(FAQ)
Q1. 雪まつりは何時間あれば楽しめますか?
A. 初めてなら大通会場だけで2〜4時間が目安。ライトアップも見るなら夕方〜夜で+1〜2時間。すすきの会場を足すなら、夜に30〜60分で“美味しいところ”が楽しめます。
Q2. 子連れでも大丈夫?
A. 大丈夫です。むしろつどーむ会場は子どもの満足度が高いはず。ポイントは「午前に体験、午後は室内休憩」を織り込むこと。
Q3. 一番混むのはいつ?
A. 土日祝の17:00〜20:00がピークになりやすいです。混雑を避けたいなら平日朝(9:00〜11:00)を狙うのが鉄板。
Q4. 服装は現地で買い足せますか?
A. 札幌中心部なら可能です。ただし「初日から快適」にはならないので、手袋・帽子・滑りにくい靴だけはできれば出発前に用意しておくと安心です。
まとめ|札幌雪まつり2026は「準備」で感動が決まる
札幌雪まつりは、行けば自動的に感動できる場所ではありません。
日程を知り、混雑を避け、服装を間違えない。
たったそれだけの準備があるかどうかで、同じ雪像が、まったく違う風景に変わります。
事前に開催日程を把握していれば、
「せっかく来たのに人だらけで何も見えなかった」という後悔は減らせる。
時間帯と曜日を少しずらすだけで、
雪像と静かに向き合える“余白の時間”は、ちゃんと残っています。
服装も同じです。
寒さに耐えながら歩く旅と、
寒さを意識せず景色に集中できる旅では、
心に残る記憶の質がまるで違う。
雪像は、写真に収めるためだけに存在しているわけではありません。
風の音、足元の雪の感触、
昼と夜で変わる光の表情——
それらすべてが重なったとき、初めて「体験」になります。
白い世界は、派手に主張しません。
けれど、きちんと準備をして向き合った人には、
驚くほど深く、静かに語りかけてきます。
寒さに負けない装備と、ほんの少しの計画。
それさえあれば、札幌雪まつりは、
「寒かった思い出」ではなく、
「また思い出してしまう冬の風景」として、あなたの中に残るはずです。
2026年の冬。
白く組み立て直された札幌の街で、
あなた自身の記憶に残る一場面を、ぜひ見つけてきてください。
情報ソース:
・さっぽろ雪まつり公式サイト:https://www.snowfes.com/
・さっぽろ観光協会(イベント一覧):https://www.sapporo.travel/event/event-list/sapporo_snow_festival/
※開催内容・展示・点灯時間・各会場の運営情報は、天候や安全上の理由などにより変更・中止となる場合があります。最新情報は必ず公式発表をご確認ください。


