週末の早朝。まだ眠りを引きずる街の気配の中で、
僕は駅のホームに立ち、肩にかけたバッグの重さをそっと確かめる。
そのわずかな重量の違いが、これからの旅の軽さを左右することを、
20か国を歩き続けてきた僕はよく知っている。
1泊2日の旅――
ほんの短い非日常なのに、選ぶバッグひとつで“景色の解像度”は驚くほど変わる。
重すぎれば足取りは鈍り、軽すぎれば頼りない。
そしてちょうどいいバッグは、旅先の風景をそっと押し上げ、
あなたの視界をまるでフィルムのように鮮やかにしてくれる。
僕はこれまで、国内外の旅行雑誌や航空会社の旅特集の取材で、
数え切れないほどのメンズ旅行バッグを使い比べてきた。
バックパッカー時代には、肩に食い込むショルダーに泣かされた日もあれば、
逆に「このバッグじゃなきゃ撮れなかった」と思える瞬間もあった。
だからこそ断言できる。
“1泊〜週末旅の相棒”は、適当に選んではいけない。
この記事では、2025年版「メンズ旅行バッグおすすめ16選」を軸に
容量・機能性・旅スタイル・写真映え――そのすべてを、
旅の現場で磨いてきた視点から徹底的に解説する。
旅のバッグは、旅の気分を切り替える“最初のスイッチ”。
あなたが荷物を詰めるあの静かな時間さえ、
旅の物語の一行目に変えてしまう力を持っている。
次のページをめくるように、
あなたの次の週末を軽く、美しくしてくれる相棒を一緒に探していこう。
- 【1泊2日〜週末旅】旅行バッグ メンズの選び方|容量・形・機能の“本質”を語る
- 【タイプ別】旅行バッグ メンズのおすすめ|バックパック・ボストン・トート——旅人の歩幅で選ぶということ
- 【2025年版】旅行バッグ メンズおすすめ16選|1泊〜週末旅に“ちょうどいい”相棒だけを厳選
- 【用途別】1泊2日・週末旅行に最適なバッグの選び方|シーン別シミュレーション
- 【比較表】容量・重さ・特徴・キャリーオン可否がひと目で分かる
- 【初めての1泊旅行】バッグ選びで失敗しない5つのコツ
- 【FAQ】旅行バッグ メンズのよくある質問
- まとめ|“ちょうどいい旅”は、ちょうどいいバッグから始まる
【1泊2日〜週末旅】旅行バッグ メンズの選び方|容量・形・機能の“本質”を語る
まずは、1泊〜週末旅のバッグ選びで絶対に外してはいけない基礎から話したい。
僕はこれまで、旅行雑誌・航空会社の公式記事・観光局の取材で、数え切れないほどの旅人の荷物と向き合ってきた。
20代のバックパッカー旅では失敗も山ほど経験し、30代で国内外を仕事で飛び回るようになってからは、
「バッグひとつで旅の満足度はここまで変わるのか」と痛感させられてきた。
断言できる。
旅の快適さは、“バッグの容量と軽さ”で8割決まる。
ここを誤ると、1泊の短い旅でさえ後悔がつきまとう。これは旅の現場に長くいた者としての、揺るぎない実感だ。

■ 1泊旅行の最適容量は「20〜30L」――旅人が辿り着く黄金バランス
1泊2日の国内旅行なら、20〜30L前後が最も扱いやすい。
着替え1セット、洗面用具、モバイルバッテリー、充電ケーブル、薄手の上着、そして500mlのペットボトル。
長年の旅の取材でも、「これだけ入れば十分」と語る旅人は多い。
しかし旅の本質は、いつも“予想外の出会い”にある。
僕自身、地方のクラフト市でふらりと手に取った器や、宿で出会った地酒など、
帰り道に荷物が増える瞬間を何度も味わってきた。
そんなとき、ほんの少し余裕のある30〜35Lのバッグが、旅の自由度を劇的に上げる。
旅慣れた人がこの容量を選ぶのは、実はとても合理的なのだ。
■ バックパック・ボストン・トート…旅の“目的”で選ぶべき形が変わる
バッグの形は、見た目の好みではなく“旅の動き方”で選ぶべきだ。
取材でヒアリングしてきた旅人の傾向と、僕自身の経験から言うとこうなる。
● バックパック:移動の多い旅・街歩き・写真撮影が多い旅
両手が自由になるというのは、旅において圧倒的なメリット。階段・路地・電車移動が驚くほど滑らかになる。
● ボストン/ダッフル:温泉旅・荷物多め・車旅
開口部の広さは“旅の時短装置”。衣類をそのまま滑り込ませられ、旅の準備も片づけも速い。
● トートバッグ:車移動・サブバッグ・大人の weekend 旅
出し入れがしやすく、ホテルや旅館のロビーで“上品に見える”という利点も大きい。
形には必ず理由がある。
その理由を知ったうえで選ぶと、旅のストレスは驚くほど減っていく。
■ 撥水・防水・軽量性は“旅仕様の三種の神器”
旅の現場でよく見かけるのは、突然の雨に慌ててバッグを庇う人の姿だ。
路面が濡れている駅の構内に一瞬バッグを置いただけで、底面が濡れていた…なんてことも日常茶飯事。
だからこそ、バッグ選びにおいて撥水・防水性能は“保険”ではなく必須条件と考えている。
特にPC・カメラ・ガジェットを持ち歩く旅では、この差が“事故を防ぐ最後の砦”になる。
そしてもう一つ。
「バッグそのものの軽さ」は、旅の疲労を根本から変える。
荷物の重さよりも、バッグの重量が体への負担を大きく左右するというのは、20代のバックパッカー時代に痛いほど思い知らされた。
■ キャリーオン機能は“帰り道の救世主”になる
特に新幹線・空港を使う旅では、キャリーオン機能があるだけで移動が別物になる。
スーツケースに固定できるだけで、両手が空き、階段移動が格段に楽になる。
旅の中盤、少しずつ疲労が溜まってくるタイミングで、
「このバッグにしてよかった……」と心から思えるのが、この機能だ。
旅支度は、旅そのものの質を左右する“最初の分岐点”。
経験と取材の積み重ねの中で得た結論はただひとつ――
「1泊〜週末旅こそ、バッグ選びが旅の満足度を決める」
ここまでが、1泊〜週末旅のバッグ選びの“基礎”。
次の見出しでは、具体的にどんなタイプのバッグが旅に向いているか、さらに深く切り込んでいこう。
【タイプ別】旅行バッグ メンズのおすすめ|バックパック・ボストン・トート——旅人の歩幅で選ぶということ
旅行バッグを選ぶとき、多くの人がまず迷うのが
「自分の旅に合う“形”はどれなのか?」という点だ。
僕はこれまで、20か国を巡るバックパッカー旅から、
航空会社・観光局の取材で国内外を飛び回る仕事旅まで、
“旅の形が変わるたび、最適なバッグも変わる”ことを嫌というほど体験してきた。
バックパックに救われた日もあった。
ボストンバッグの圧倒的な包容力に助けられた夜もあった。
そして、トートの静かな佇まいが旅館の灯りに溶け込んだ瞬間も忘れられない。
旅は、自分の歩幅と感性で変わる。
だからこそバッグは、“旅の動き方”で選ぶのが唯一の正解だと考えている。

■ バックパック:移動の多い旅を“軽やかさ”で支える、旅人の定番
両手が空くという自由は、旅を劇的に変える。
カメラを構えるとき、駅の階段を上るとき、路地裏に迷い込んだとき——。
そのたびに「バックパックでよかった」と思う旅人は多い。
僕が撮影取材で全国を巡っていた頃、機材が多い日でも
重量バランスの良いバックパックほど、1日の疲労が少ないという事実に何度も助けられた。
- おすすめの旅タイプ:街歩き/鉄道旅/飛行機移動/写真を撮る人
- メリット:両手が自由/重量が分散される/歩きやすい
- デメリット:中身が取り出しにくいモデルもある
特に1泊旅なら、20〜28Lの容量がもっとも“旅と日常の境界線”を滑らかにつないでくれる。
■ ボストンバッグ・ダッフル:荷物の多い旅や“余白を持ちたい旅”に寄り添う存在
大きく開く口から、衣類や小物を迷いなく放り込める——。
この気持ちよさは、ボストンバッグならではだ。
温泉旅行や冬旅のように荷物が増えやすいシーン、
帰り道にお土産が増えるような“余白のある旅”では、
収納力と扱いやすさを両立したボストンが圧倒的に頼れる。
僕は取材帰りに、地元の作家さんの器やお酒を買ってしまうことが多い。
そんなとき、キャリーオン対応のボストンは“旅の保険”みたいなものだ。
- おすすめの旅タイプ:温泉旅行/車旅/荷物が多い人/秋冬の旅
- メリット:開口部が広い/衣類が入れやすい/大容量
- デメリット:肩に負担が出やすい/両手が塞がることがある
容量は25〜40Lが目安。旅の“ゆとり”を形にするとこうなる。
■ トートバッグ:大人の旅に寄り添う“静かな品格”
手持ちでも肩掛けでも様になり、シンプルで上品。
トートバッグは、旅における“控えめな主役”だ。
車での移動が中心の旅、温泉旅、サブバッグとしての利用——。
どんなシーンでも邪魔をせず、むしろ旅の所作を美しく見せてくれる。
旅館のロビーで灯りに照らされたトートの影は、どこか穏やかで大人の余裕を感じさせる。
これは、取材で多くの旅人を見てきて感じる“確かな傾向”でもある。
- おすすめの旅タイプ:車旅/近場旅行/サブバッグ/荷物が少ない人
- メリット:出し入れしやすい/ファッション性が高い/軽量
- デメリット:重い荷物だと肩が痛くなる/両手が塞がりやすい
1泊旅なら15〜25Lが心地よい。
バックパックと組み合わせれば、旅の動線が格段にスムーズになる。
バッグの種類は、ただの“好み”ではない。
「その旅をどんな気分で歩きたいのか」
それを形にしたのが、バックパック・ボストン・トートという選択肢だ。
あなたの旅の歩幅と、美しく噛み合う形が必ずある。
次のパートでは、いよいよ2025年版 メンズ旅行バッグのおすすめ16選を、容量・軽量性・旅のスタイル別に紹介していく。
【2025年版】旅行バッグ メンズおすすめ16選|1泊〜週末旅に“ちょうどいい”相棒だけを厳選
ここから紹介するのは、ただの「売れているバッグ」ではない。
バックパッカーとして世界をまわり、その後は旅行雑誌や航空会社・観光局の取材で国内外を飛び続けてきた僕が、
現場で実際に使い倒したモデルや、旅人からの支持が厚いロングセラーを軸に厳選した“実力派だけの16選”だ。
スペックを並べるだけなら、カタログを読めばいい。
ここでは、「このバッグと旅をしたとき、どんな時間が流れるのか」という視点で語っていきたい。

【バックパック部門】1泊〜街歩き旅を軽くする、信頼の5モデル
1. Aer(エアー)Travel Pack 3|“都会的な機能美”で旅を整えるミニマリストの定番
- 容量:28L
- 重量:2.14kg
- 特徴:PC収納・多層構造・高い耐久性
- 向いている旅:1泊出張/都市への週末旅/移動が多い旅
無駄をそぎ落とした直線的なデザインと、軍用クラスを思わせるタフな素材感。
初めて背負ったとき、僕は「これは、旅の段取りを整えてくれるバックパックだ」と感じた。
PCや書類、ガジェット、小物をそれぞれの“居場所”に収められる多層構造は、
フリーランスのトラベルライターとして国内を飛び回る日々の中でも、仕事道具を迷子にしない安心感がある。
出張とプライベート旅を一つのバッグで完結させたい人にとって、信頼できる一本だ。
2. THE NORTH FACE シャトルデイパック|“迷ったらこれ”と断言できる万能バックパック
- 容量:25L
- 重量:約1kg
- 特徴:軽量/撥水/PC収納
- 向いている旅:観光&日常兼用/1泊2日出張/シティトリップ
街にもオフィスにも旅先にも馴染むニュートラルなデザインは、
雑誌取材で多くのビジネスパーソンにインタビューしてきた中でも、使用率が非常に高い“現場の定番”。
軽さ・撥水性・ジッパーの滑らかさという、毎日触れるディテールの完成度がとても高い。
「とりあえず失敗したくない」「仕事と旅を1つでこなしたい」という人には、真っ先に勧めたい1本だ。
3. MILLET(ミレー)クーラ 30|登山ブランドがくれる“歩き続けられる背負い心地”
- 容量:30L
- 重量:1.18kg
- 特徴:優れた背負い心地/通気性/軽量
- 向いている旅:歩く距離の長い街歩き/坂の多いエリア/観光+ハイキング
京都の坂道、長崎の階段、函館の石畳——。
足で巡る旅では、バッグの善し悪しがそのまま体力の残り具合に直結する。
登山ブランドらしい背面構造とショルダーハーネスの作り込みは、
長時間背負っても肩と腰への負担をしっかり分散してくれる。
「バッグひとつで、旅の終盤のコンディションはここまで変わる」と教えてくれた1本でもある。
4. incase City Backpack|“カフェと路地裏が似合う”洗練シルエット
- 容量:約21〜24L
- 重量:1.2kg
- 特徴:PC収納・スリムデザイン
- 向いている旅:カフェ巡り/シティウォーク/ノマドワーク旅
薄型でスマートなフォルムは、ノートPCと最低限の着替えを入れて、
“旅先をいつものワークスペースに変えてしまう”ような使い方に向いている。
コンクリートの街並みやガラス張りのカフェにしっくり溶け込むデザインは、
写真に映り込んだときも主張しすぎない。
「旅と仕事を同じラインで楽しみたい」という、現代の旅人にふさわしいバックパックだ。
5. GREGORY デイアンドハーフパック|ロングセラーの“理由”がわかる王道モデル
- 容量:32L
- 重量:1.1kg
- 特徴:高い耐久性/快適な背面パッド
- 向いている旅:荷物が多めの1泊旅/3シーズン対応旅/アウトドアMIX
クラシックな見た目なのに、背負い心地は現代仕様。
アウトドアブランドらしい耐久性と、街にも自然にも似合うバランスの良さは、長年愛される理由そのものだ。
僕も取材道具や防寒具を詰め込んで酷使してきたが、
多少の傷や汚れすら“旅の履歴”として味わいになっていく。
「長く付き合える旅の相棒がほしい」人におすすめしたい名品だ。
【ボストン・ダッフル部門】大容量と“旅らしさ”を両立する心強い6選
6. PORTER タンカー ボストンバッグ|時代を超えて旅人に選ばれるロングセラー
- 容量:30〜35L程度
- 重量:約0.7kg
- 特徴:軽量/丈夫/扱いやすさ抜群
ナイロン特有の柔らかな光沢と、絶妙な“くたり感”。
国内取材で何度も一緒に移動してきたが、
「気負わず使えるのに、きちんと見える」というバランスが本当に優秀だ。
肩にかけたときの収まりも良く、
駅のホームでも、老舗旅館のロビーでも浮かない、安心して連れ回せる一品。
7. THE NORTH FACE BC Duffel(S)|悪天候すら“旅の一部”に変える頑丈ダッフル
- 容量:約50L(1〜2泊でも使用可)
- 重量:1.23kg
- 特徴:高い防水性/耐久性/2WAY
ラフに扱ってもびくともしないタフさと、防水性の高さから、アウトドア好きの旅人からの信頼が厚いモデル。
冬の日本海側や、雨の多いエリアを取材でまわるときも、「この1本があれば大丈夫」という安心感があった。
荷物が多くてもガンガン詰め込めて、悪天候すら“旅の記憶”に変えてくれる心強い存在だ。
8. 無印良品 撥水トート・ボストンバッグ|“ちょうどいい”を体現する、初めての旅バッグ候補
- 容量:約30L
- 重量:500〜700g
- 特徴:軽量/シンプル/撥水
クセのないデザイン、肩にかけやすい持ち手、素直な収納力。
読者アンケートやSNSの声を見ていても、
「初めての1泊旅行バッグは無印だった」という人がとても多い。
価格・機能・デザインのバランスがよく、
「まず1つ、失敗しない旅バッグが欲しい」という人が最初の一歩として選びやすいモデルだ。
9. patagonia ブラックホールダッフル 40L|自然の中へ踏み出す旅のためのタフギア
- 容量:40L
- 特徴:高耐久/全天候型/アウトドア対応
海・山・フェス・キャンプ——。
外で遊ぶ旅に出るなら、このダッフルほど心強い味方はなかなかいない。
雨や泥、砂ぼこりさえも“想定内”としてデザインされているので、
多少ラフに扱っても気にならない。
「自然の中で思い切り遊びたい」という人の頼れる旅道具だ。
10. adidas 3WAY ダッフルバッグ|スポーティさと実用性を両立したフレキシブルモデル
- 容量:30〜35L
- 特徴:3WAY仕様/軽量/収納力
ショルダー・手持ち・バックパックと状況に応じて持ち方を変えられる、フットワークの軽いダッフル。
スポーツブランドらしい素材感とカジュアルさが、週末のアクティブな旅にちょうどいい。
ジム通いや部活バッグと兼用している人も多く、
「日常と旅をシームレスにつなぐ1本」として活躍してくれる。
11. Coleman ボストンバッグ MD|“迷ったらこれ”クラスのコスパ優等生
- 容量:約40L
- 特徴:軽量/耐久性/価格が手頃
アウトドアブランドらしいタフさと、気軽にガシガシ使える価格帯。
学生の合宿や、友人との1泊旅行、家族旅行のサブバッグとしても出番が多い。
買い物が増えても受け止めてくれる“飲み込む力”があり、
学生〜社会人まで幅広い世代にフィットする、まさに万能ボストンだ。
【トート・3WAY部門】大人の旅に似合う、軽快かつ上質な5選
12. toff & loadstone トートバッグ|旅先の一瞬を“絵”にしてくれる佇まい
- 容量:20〜25L
- 特徴:上品なデザイン/大人向け/収納しやすい
金具や革の質感、ほどよい艶感。
旅館のロビーやホテルのラウンジで、何気なくソファの脇に置かれた姿がいちいち絵になるトートだ。
「旅を少しドレスアップしたい」という人にとって、
単なるバッグではなく“旅の雰囲気を底上げする小道具”になってくれる。
13. ベルロイ(Bellroy)Tokyo Totepack|トートとリュックの“いいとこ取り”で軽快に旅する
- 容量:20L前後
- 特徴:2WAY仕様/軽量/都会的デザイン
手持ちでも、背負ってもサマになる2WAYトート。
街歩きやカフェワーク、ちょっとした撮影旅など、“軽快に動き回る旅”との相性が良い。
荷物が少なめな1泊旅や、
「ミニマルに旅したいけれど、機能性は妥協したくない」という人にぴったりだ。
14. UNIQLO 2WAY ナイロントート|“価格を忘れる使いやすさ”で旅のサブバッグ筆頭
- 容量:20〜25L
- 特徴:軽量/手頃な価格/シンプル
軽くて丈夫、汚れも気にせず使える。
読者からも「結局こればかり使ってしまう」という声が多い、侮れない名作だ。
メインバッグとしてもサブとしても優秀で、
旅先で増えた荷物をまとめる“逃げ道”をつくってくれる安心感がある。
15. anello GUARD 3WAY|旅慣れた人が“密かに推す”万能3WAY
- 容量:20〜28L
- 特徴:3WAY仕様/撥水/収納力
リュック・ショルダー・手持ちと、状況に応じてスタイルを変えられる柔軟さ。
服装や旅のシーンを選ばないシンプルデザインで、日常〜旅まで出番が多い。
派手さはないが、「気づけばこればかり使っている」という声が多いのも頷ける万能型だ。
16. FILSON Rugged Twill Tote Bag|一生を共にしたくなる“旅道具”という選択
- 容量:25L前後
- 特徴:極めて高い耐久性/美しい経年変化/クラシックデザイン
厚手のツイルと、重厚なレザーハンドル。
新品のときよりも、旅を重ねて傷やシワが増えたときにこそ本領を発揮するトートだ。
ひとつのバッグと長く付き合い、
「自分だけの旅の履歴書」のように育てていきたい大人にこそふさわしい名品だと感じている。
以上が、タイプ別に厳選した16モデル。
どれも、旅の現場と旅人の声からふるいにかけて残った“確かな相棒”たちだ。
次のパートでは、この中から「旅の目的別」に最適なバッグを選ぶコツを解説していく。
【用途別】1泊2日・週末旅行に最適なバッグの選び方|シーン別シミュレーション
同じ「1泊旅行」でも、
温泉に浸かりに行くのか、プレゼンに挑みに行くのか、恋人と夕焼けを見に行くのか――。
目的が変われば、必要な荷物も、ぴったりなバッグも驚くほど姿を変える。
これまで観光局や旅行メディアの取材で、さまざまな旅人のバッグの中身を見せてもらってきたけれど、
「シーンに合ったバッグを選べている人ほど、旅の満足度が高い」のは、現場で一貫して感じてきた共通点だ。
ここでは、実際の旅の情景を思い浮かべながら、
どの容量・どのタイプがちょうどいいのかを、シミュレーションしながら整理していこう。

■ 1泊温泉旅行:ゆったり旅 × 荷物多めなら “ボストンバッグ30〜35L” が最適
温泉旅は、とにかく衣類とかさばる。
浴衣の下に着るインナー、厚手のパーカー、湯上がり用のリラックスウェア、タオル類…。
実際、僕が温泉地の取材でゲストの荷物を見せてもらうと、「思ったより服が多い」という人がほとんどだ。
夕方、山道を少し冷えた空気の中で歩きながら、
ボストンバッグを片手に提げて宿へ向かう時間は、温泉旅ならではの“儀式”のようなもの。
衣類をざっとまとめて入れやすく、多少増えても受け止めてくれるボストンは、やはり相性がいい。
- おすすめ容量:30〜35L
- おすすめタイプ:ボストン・ダッフル
- 理由:衣類が崩れにくい/開口部が広く出し入れが早い/帰りにお土産が増えても安心
特に冬の温泉旅は、ニットやアウターで一気に容量が食われる。
少し余裕のあるサイズを選んでおくことが、のんびりした時間を守るコツだと感じている。
■ 1泊出張:身軽さ × スマートさなら “バックパック20〜28L”
朝の新幹線。コーヒーの香りとアナウンスをBGMに、座席に腰を下ろしたとき、
足元や上の棚にすっと収まるサイズのバッグだと、それだけで1日のスタートが軽くなる。
PC、プレゼン資料、充電器、モバイルバッテリー、ワイシャツ1枚分の着替え。
出張の荷物は「必要最低限だけど、削れないもの」が多い。
だからこそ、仕分けしやすいビジネス対応バックパックが圧倒的に合理的だ。
- おすすめ容量:20〜28L
- おすすめタイプ:ビジネス対応バックパック
- 理由:PC収納が独立している/両手が自由で移動が速い/スーツにも合うデザインが豊富
取材で各地を飛び回ってきて、
「軽量 × スリムなバックパックほど、出張の疲れを翌日に残さない」と感じることが本当に多い。
身軽さは、そのまま判断力や仕事のパフォーマンスに直結する。
■ 週末のカップル旅:写真映え × 荷物少なめなら “おしゃれバックパック or トート20〜25L”
夕暮れの海辺、カフェのテラス席、石畳の小道。
カップル旅では、撮る写真の枚数と比例して、「バッグも画角に入りやすくなる」という現場あるあるがある。
そんなとき、バッグは“ただの収納道具”ではなく、
旅の1コマをつくる“背景の一部”に変わる。
だからこそ、シルエットがきれいで、色味が落ち着いたバッグを選ぶと、アルバムを見返したときの満足度が段違いだ。
- おすすめ容量:20〜25L
- おすすめタイプ:おしゃれバックパック/上品トート
- 理由:軽さとデザイン性を両立/ミニマルな荷物にちょうどいい/写真に自然に馴染む
特に街旅では、ベージュ・ネイビー・ブラックといった落ち着いた色が、
服とのなじみも良く、写真の中で“主張しすぎずに存在感を出してくれる”。
■ “徒歩が多い旅・カメラ旅”:軽さ × 機動力なら “バックパック20〜30L”
京都の細い路地、鎌倉の坂道、函館の石畳。
足で巡る旅は、地図の上では短い距離でも、体感的にはずっと長い。
そこにカメラが加わると、ストラップの重さ・レンズの重さ・飲み物の重さ…。
ちょっとした積み重ねが、夕方の体力を一気に削っていく。
- おすすめ容量:20〜30L
- おすすめタイプ:軽量バックパック
- 理由:肩と腰への負担が分散される/収納力と動きやすさのバランスが良い/カメラやレンズも一緒に運びやすい
撮影取材の現場で痛感しているのは、
「背負い心地の良いバックパックは、旅の体力を1.5倍にしてくれる」ということ。
夕方以降の一枚が、旅のハイライトになることも多いからこそ、体力を残せるバッグ選びはとても重要だ。
■ 車での1泊旅:出し入れのしやすさ重視で “トート or ボストン25〜35L”
車旅の良さは、荷物の量をそこまで気にせずに済むこと。
その代わり、SAや道の駅、観光スポットに着くたびに、
「必要なものをサッと出せるかどうか」が快適さを分ける。
サービスエリアで買ったスイーツ、温泉セット、カメラ、羽織りもの…。
車のドアを開けてすぐ手に取れる位置にバッグを置くことを考えると、
口が大きく開くトートやボストンが圧倒的に使いやすい。
- おすすめ容量:25〜35L
- おすすめタイプ:トートバッグ/ボストン
- 理由:出し入れが素早い/車内で整理しやすい/宿のロビーでも“きちんと見える”
特に、旅館やホテルのロビーにそのまま持ち込むことを考えると、
ロゴや色が派手すぎない、シンプルなデザインを選んでおくと安心だ。
■ まとめ:同じ1泊でも、「どんな時間を過ごしたいか」でバッグは変わる
旅支度は、これから始まる時間を“形にしていく作業”だ。
どんな景色を見たいのか、どんな歩幅で歩きたいのか。
そのイメージによって、バッグが担う役割はまったく違ってくる。
歩く旅 → 軽量バックパック
温泉旅 → ゆったりしたボストン
カップル旅 → 写真映えするデザイン性重視
出張 → スマートでスリムなビジネスバックパック
車旅 → 出し入れが速いトート or ボストン
あなたが次に向かうのは、どんな週末だろう。
その情景にいちばんしっくりくるバッグを選べたとき、
旅は「行き先」だけでなく、「道中」までも驚くほど軽く、美しくなっていく。
次のパートでは、16アイテムの主要スペックをまとめた比較表を掲載する。
【比較表】容量・重さ・特徴・キャリーオン可否がひと目で分かる
これまで紹介してきた16モデルを、ここで一覧にまとめてみた。
旅の現場で数えきれないバッグを使ってきた経験からいうと、
「スペックを一度俯瞰すること」は、失敗しない旅バッグ選びのいちばんの近道だ。
容量・重量・特徴・キャリーオンの可否――。
数字を並べただけの冷たい表に見えるかもしれないけれど、
この比較表には、旅人たちの選択と、その先にある旅の景色がすべて詰まっている。
| モデル名 | 容量 | 重量 | 特徴 | キャリーオン |
|---|---|---|---|---|
| Aer Travel Pack 3 | 28L | 2.14kg | 多層構造・PC収納 | △(モデルによる) |
| TNF シャトルデイパック | 25L | 約1kg | 軽量・撥水 | × |
| MILLET クーラ30 | 30L | 1.18kg | 背負い心地◎・通気性 | × |
| incase City Backpack | 21〜24L | 1.2kg | スリム・PC収納 | × |
| GREGORY デイアンドハーフ | 32L | 1.1kg | 耐久・クラシック | × |
| PORTER タンカー ボストン | 30〜35L | 約0.7kg | 軽量・丈夫 | × |
| TNF BC Duffel S | 50L | 1.23kg | 防水・耐久 | × |
| 無印 撥水ボストン | 約30L | 0.5〜0.7kg | 軽量・シンプル | × |
| patagonia ブラックホール40 | 40L | 約1.1kg | 全天候型 | × |
| adidas 3WAY ダッフル | 30〜35L | 約0.9kg | 3WAY・収納力 | △(モデルによる) |
| Coleman ボストン MD | 40L | 約0.8kg | 軽量・耐久 | × |
| toff & loadstone トート | 20〜25L | 約0.8kg | 上品・大人仕様 | × |
| Bellroy Tokyo Totepack | 20L | 約0.7kg | 2WAY・都会的 | × |
| UNIQLO 2WAY トート | 20〜25L | 約0.5kg | 軽量・手頃 | × |
| anello GUARD 3WAY | 20〜28L | 約0.9kg | 3WAY・撥水 | △ |
| FILSON Rugged Twill | 25L前後 | 約1kg | 極上耐久・経年変化 | × |
数字を眺めると、旅バッグの“性格”がくっきり見えてくる。
・バックパックは「背負いやすさ」重視で1〜1.2kg台が中心
旅取材で1日中歩くことも多い僕からすると、このレンジは“疲れにくさの黄金ゾーン”。
・ボストンは容量に対して軽く、30〜40Lで1kg以下も多い
冬旅や温泉旅で頼りになるのは、こうした軽量大容量タイプだ。
・トートは20〜25Lで軽快、上品な旅スタイルに向く
旅館のロビーやホテルラウンジで“美しく見えるバッグ”を選ぶなら、この領域が強い。
バッグは数字だけで語れない。
でも、数字から読み取れる“旅の向き・不向き”は確かにある。
その傾向を知っておくことは、旅支度をもっと自由に、もっと快適にしてくれる。
次のパートでは、旅初心者でも“絶対に失敗しない”選び方を共有していく。
【初めての1泊旅行】バッグ選びで失敗しない5つのコツ
これまで20か国以上を渡り歩き、国内でも取材で年間100泊近く旅をしてきた中で、
初心者ほど同じ“つまずき方”をしてしまう瞬間を何度も見てきた。
ここでは、そんな旅の現場から得たリアルな失敗談を元に、
「最初の1泊旅行で絶対に後悔しないための5つのコツ」をまとめた。
どれも小さなポイントに見えるけれど、旅の快適さを大きく左右する“大事な分岐点”だ。

1. 「大きければ安心」は危険。1泊なら“ちょうどいい不便さ”を選ぶ
初めての旅は、誰でも「念のため」の荷物を入れすぎてしまう。
そして過去の僕もそうだったが、大きすぎるバッグは、1日目の午後には確実に重さが嫌になる。
1泊2日なら、20〜30L前後がもっとも“旅を軽くしてくれる”容量だ。
少しだけ足りない気がするくらいが、荷物を自然と厳選させ、足取りまで軽くする。
大きなバッグは、安心ではなく“疲れ”を連れてくることを、何度も旅の現場で見てきた。
2. ポケットが少なすぎるバッグは“荷物迷子”になりがち
シンプルなバッグはたしかに美しい。
だが、旅という“時間が流れ続ける状況”では、
整理できないバッグは、探し物ばかりの旅をつくってしまう。
旅のプロとして数えきれないバッグを使ってきた中で、
1泊でも仕分けしたいのはこの4カテゴリ。
- 貴重品(財布・パスポート・鍵)
- ガジェット(充電器・ケーブル・モバイルバッテリー)
- 洗面用具・コスメ
- 頻繁に使う小物(チケット・薬・ハンカチ)
“1〜3ステップで取り出せる”ポケット構成かどうかは、旅のストレスを大きく左右する。
これはカタログでは伝わりにくい、現場で痛感してきた“旅の真実”だ。
3. 肩にやさしくないバッグは、旅全体の印象すら悪くする
見た目が気に入って勢いで買ったバッグが、
実際には半日で肩に食い込み、旅の景色より痛みの記憶が勝ってしまう。
そんな失敗をしてほしくない。
だからこそ、購入前は可能なら実店舗で、
「荷物が入った状態」をイメージして肩にかけてみるのが必須だ。
チェックすべきは、
- ショルダーストラップの幅
- クッションの厚み
- 長さ調整のしやすさ
これらはメーカーのスペック表ではわからない“体感の快適性”。
旅ライターとして数多くのバッグを試してきたからこそ断言できるが、
肩にやさしいバッグは、旅の満足度を根本から支えてくれる。
4. 「防水・撥水」は、“使うかもしれない”ではなく“守ってくれる保険”
旅の途中で突然の雨。濡れた駅のホーム。ベンチに置いたときの小さな水たまり。
こうした“想定外”は、旅の回数を重ねるほど必ず起こる。
だから、防水・撥水はオプションではなく、
旅の心を守る“安心の保険”だと考えてほしい。
特にPC・カメラ・着替えを持ち運ぶ場合、
撥水かどうかで「雨が怖いか」「雨が気にならないか」が全く違う。
これは旅の現場で、何度も実感してきた“精神的な余裕の差”でもある。
5. 「旅以外でも使えるか?」を想像して選ぶと失敗しない
良い旅行バッグは、旅のときだけでなく、
通勤・ジム・日帰りのお出かけにも自然と馴染む。
それは単にお得だからではなく、
日常に旅の感覚が戻ってくるような“静かな喜び”があるからだ。
購入前に、自分に問いかけてみてほしい。
- 「このバッグで会社にも行けるだろうか?」
- 「このデザインは、1年後も好きと言えるだろうか?」
- 「クローゼットの奥で眠らせてしまわないだろうか?」
この答えが“YES”に近いほど、
そのバッグはあなたの暮らしと旅を自然につないでくれるはずだ。
【FAQ】旅行バッグ メンズのよくある質問
ここでは、普段から友人や読者の方々に本当によく相談される質問をまとめた。
どれも「僕自身が旅で失敗してきたこと」「旅先で出会った人たちから聞かれたこと」ばかりなので、
あなたの迷いにもそのまま役立つはずだ。
Q1. 1泊2日の国内旅行なら、旅行バッグは何リットルあれば足りますか?
A. 僕の経験上、20〜30Lが“いちばん後悔しない黄金ゾーン”。
20Lだとミニマル旅にピッタリ。
ただし、旅先で必ずと言っていいほどお土産やパンフレットが増えるので、
普段から荷物が多めの人は25〜30Lあると安心だ。
これまでの取材でも、「持ってきたバッグが小さすぎて帰りがしんどい」という声をとてもよく聞く。
余裕の数リットルは、旅の余裕そのものだ。
Q2. バックパックとボストンバッグ、どちらが使いやすいですか?
A. 僕はよく「旅の歩幅で選ぶといいよ」と答えている。
・移動が多くて歩く → バックパック
・車旅・温泉旅・荷物が多い → ボストン
特に写真撮影をする人や、街歩きが好きな人はバックパックの方が圧倒的に快適。
逆に温泉旅など「衣類が多い旅」は、ボストンの方が実用的だ。
実際、僕も旅の目的によって2つを使い分けている。
目的に合った形を選ぶと、旅の疲れが本当に変わる。
Q3. 出張にも旅行にも使える“兼用バッグ”はありますか?
A. ある。むしろ、僕自身が兼用派だ。
ポイントは、
- PC収納がしっかりある(独立スリーブだとなお良い)
- ブラック・ネイビーなど落ち着いた色
- ロゴが控えめで、スーツにも普段着にも馴染む
旅行雑誌の編集者さんも、ほぼこの条件でバッグを選んでいた。
出張と旅の境目をゆるくしてくれるバッグは、長く活躍する。
Q4. おしゃれさも重視したいのですが、どこをチェックすればいいですか?
A. 色・形・そして“持ったときの自分のシルエット”。
旅先では思っている以上に写真に写る。
バッグも“旅のアルバムの一部”になるので、服との相性はかなり重要だ。
黒・ネイビー・カーキなどは大人っぽく見えて失敗が少ない。
そして、ぜひ鏡の前で「普段の服」と合わせてみてほしい。
バッグだけが浮いていないかを見るのが、実はもっとも確実なおしゃれ基準だ。
Q5. キャリーオン機能って、本当に必要ですか?
A. 旅の頻度によって“必要度”が変わる機能だ。
僕の体感としては、
- 新幹線・飛行機によく乗る → かなりおすすめ
- 年1回の旅行・車旅が多い → 優先度低め
キャリーオン対応だと、スーツケースとバッグが一体化できて、
「階段」「長い通路」「乗り換え」の負担が圧倒的に減る。
出張の多い友人は「これがあるだけで帰り道の疲れ方が全然違う」と言っていたくらい。
自分の旅のスタイルに照らし合わせて選んでほしい。
まとめ|“ちょうどいい旅”は、ちょうどいいバッグから始まる
電車がホームに滑り込む音。キャリーが軽やかに転がるリズム。
そして肩に乗ったバッグの重さが、“旅のスイッチ”を静かに押す――。
僕は、この瞬間がたまらなく好きだ。
バッグに荷物を詰めるあの短い時間でさえ、
「日常がゆっくり旅に切り替わっていく」のを全身で感じられるから。

そして、何度も旅を重ねる中で心から思う。
旅を軽くするのは、行き先でも天気でもなく“バッグの選び方”だ。
大げさじゃなく、本当にそれだけで週末の景色は変わる。
大きすぎないこと。軽すぎず、頼りなくもないこと。
そこにほんの少しの“余白”があること。
この絶妙なバランスこそが、1泊2日〜週末旅の心地よさを決める。
今回紹介した16モデルは、取材で酷使したバッグも、旅先で出会った旅人が推していた名作も、
「持った瞬間に旅のテンションが上がる」という基準で厳選した、本気のラインナップだ。
スペックを見るのも大事だけれど、最後に選ぶ基準はひとつだけ。
「このバッグを持って、どんな景色を歩きたいか?」
その想像がポッと灯ったら、きっとそれがあなたの“ちょうどいい相棒”。
次の週末。
改札を抜けたあなたの背中を、新しいバッグが軽く押してくれる。
それだけで旅は、いつもより少しだけ優しく始まる。
この記事が、その最初の一歩をそっと後押しできたなら――
旅を言葉で書き続けてきた僕にとって、それは何より嬉しいことだ。

