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2026年箱根駅伝 観戦完全マップ|おすすめ観戦ポイント・混雑回避・ハシゴ観戦・悪天候対策まで保存版

旅のHOW TO
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1月2日の朝。まだ街が完全に目覚めきる前、吐く息だけが白く浮かぶ。

箱根駅伝を沿道で見るようになって、もう何年になるだろう。
大手町の喧騒に身を置いた年もあれば、海から吹き上げる冷たい風に震えながら、
湘南の片隅で選手を待った年もある。

そのたびに思う。
箱根駅伝は、「どこで見るか」で、まったく別の物語になる。

テレビでは、順位とタイムがきれいに整理される。
でも沿道では、順位表には映らないものが見える。
脚が限界に達してもフォームを崩さない大学。
声援に一瞬だけうなずく選手。
そして、予定通りに走れていないときほど、チームの「本当の力」が露わになる。

僕はトラベルライターとして、これまで数多くの大会を現地で見てきた。
取材として立った年もあれば、完全に一観戦者として、
ただ静かに走りを見届けた年もある。
その中で確信したのは、箱根駅伝の観戦は、
情報より「設計」がものを言う
ということだ。

有名な観戦スポットに行けば感動できる――
そう思って向かった場所で、人波に押され、
選手の背中すら見えなかった経験がある人も少なくないはずだ。
一方で、駅から10分歩いただけで、
全大学を落ち着いて見られた場所も確かに存在する。

この記事では、2026年(第102回)箱根駅伝を観戦するにあたって、
「混雑を避けながら、ちゃんと感動する」ための観戦完全マップをまとめた。

・初めて箱根駅伝を沿道で見る人
・毎年テレビで見てきたけれど、今年は現地に行ってみたい人
・早稲田・中央・東洋など、応援する大学の“本当の走り”を見たい人
・家族連れ、あるいは無理なく観戦したい人

そんな読者に向けて、
実際に立って分かった場所だけを、理由とともに紹介していく。

観戦ポイント、混雑回避の考え方、1日で2か所を見るハシゴ観戦、
雨や寒波への備え、そして観戦後に体をほどく場所まで。
この記事は、「調べ物」で終わらせず、そのまま現地で使えることを前提に書いている。

箱根駅伝は、正月の風物詩であると同時に、
一年に一度、人の強さと脆さが、同時に露わになる時間だ。

せっかく現地に行くなら、
「見えた」ではなく、「感じられた」と言える場所に立ってほしい。

ここから先は、そのための地図だ。


  1. 2026年箱根駅伝の基礎(観戦前にここだけ)
  2. 観戦完全マップ(S/A/Bランク)
    1. 【Sランク】混雑回避 × 全校把握 × 快適度で最強
      1. 復路8区:辻堂〜茅ヶ崎(駅から“少しだけ”内側が勝ち)
      2. 復路9区:藤沢本町〜善行(“遊行寺坂の中心”を避ける)
    2. 【Aランク】わかりやすさ重視(初心者が安心)
      1. 往路3区:平塚(徒歩20分圏を越えると一気に空く)
      2. 往路4区:小田原(山へ向かう緊張が走りに出る)
    3. 【Bランク】感動は最大、難易度も最大(覚悟枠)
      1. 芦ノ湖(往路ゴール/復路スタート)
  3. 大学別:狙い目観戦区間(早稲田/中央/東洋)
    1. 早稲田大学:復路9区(藤沢周辺)で“粘り”を見る
    2. 中央大学:往路3区(茅ヶ崎〜平塚)で“流れ”を見る
    3. 東洋大学:往路4区(小田原)で“勝負勘”を見る
  4. 混雑回避の鉄則(失敗しないために)
  5. 1日で2か所見る“ハシゴ観戦ルート”
    1. 成功率No.1:復路8区(辻堂〜茅ヶ崎)→ 復路9区(藤沢)
    2. 午前完結:往路3区(平塚)→ 往路4区(小田原)
  6. 雨・雪・寒波でも成立する観戦プラン
    1. 悪天候の正解:駅近+屋根+復路
    2. 悪天候で避けたい場所
    3. 装備チェック(最低限)
  7. 子連れ・高齢者でも安心な観戦導線
  8. 観戦後の温泉&ごはん(回復ルート)
    1. 藤沢・茅ヶ崎観戦組:江の島エリアで回復
    2. 平塚観戦組:大磯方面で“静かに”整える
    3. 箱根まで行った人:箱根湯本で締める
  9. 交通規制・観戦マナー(必読)
  10. FAQ(よくある質問)
    1. Q. 何時に行けば、ちゃんと見ることができますか?
    2. Q. 混雑しない場所は、本当にあるんですか?
    3. Q. 1日で2か所を見る“ハシゴ観戦”は現実的ですか?
    4. Q. 雨や寒波でも、観戦はできますか?
  11. まとめ|2026年箱根駅伝は「どこで見るか」で旅になる
  12. 情報ソース(公式・権威)

2026年箱根駅伝の基礎(観戦前にここだけ)

  • 大会:第102回 東京箱根間往復大学駅伝競走(2026年1月2日〜3日)
  • 観戦のコツ“往路より復路”の方が混雑がマイルドで、全校を見やすい
  • 通過時刻:当日の展開で前後します。沿道は先頭だけ基準にしない(後続は数分〜数十分ズレます)

僕の結論:「全校を見たい」なら復路8区。「勝負の顔を見たい」なら復路9区
迷ったらこの2つで外しません。


観戦完全マップ(S/A/Bランク)

【Sランク】混雑回避 × 全校把握 × 快適度で最強

復路8区:辻堂〜茅ヶ崎(駅から“少しだけ”内側が勝ち)

  • 向いている人:初観戦/家族連れ/全大学を見たい/歩きたくない
  • ここが強い理由:復路で観戦者が分散しやすく、フラット区間で全校がまとまって通過しやすい
  • 立ち位置:国道134号“ど真ん中”より、1本内側(駅から徒歩10〜15分が目安)

復路9区:藤沢本町〜善行(“遊行寺坂の中心”を避ける)

  • 向いている人:駅伝が好き/粘り・差し合いを見たい/推し大学を深く観たい
  • ここが強い理由:疲労が最大化する時間帯。表情とフォームに本音が出る
  • 立ち位置:有名地点(遊行寺坂のど真ん中)は混みやすいので、手前の住宅街カーブや“駅寄り”へ

【Aランク】わかりやすさ重視(初心者が安心)

往路3区:平塚(徒歩20分圏を越えると一気に空く)

  • 見どころ:スピード勝負・隊列の伸び縮みが分かりやすい
  • 攻略:駅前は混む→徒歩20分以上で“見える景色”が変わる

往路4区:小田原(山へ向かう緊張が走りに出る)

  • 見どころ:山登り直前の“判断”が見える(仕掛ける/我慢する)
  • 攻略:駅近の超混雑を避け、橋・交差点の少し外で観る

【Bランク】感動は最大、難易度も最大(覚悟枠)

芦ノ湖(往路ゴール/復路スタート)

  • 見どころ:物語の区切りと再出発
  • 注意:冷え込み・待機時間・混雑の三重苦。防寒と計画が必須

大学別:狙い目観戦区間(早稲田/中央/東洋)

狙い方のコツ

  • “応援したい大学”の強みが出る区間を選ぶ
  • 有名地点は避け、手前/後ろ/1本内側にズラす

早稲田大学:復路9区(藤沢周辺)で“粘り”を見る

早稲田の強さは、派手さよりも落ちない強さに宿る。復路9区は、脚が終わりかけた時間帯に、それでも前へ進む“粘り”が剥き出しになる区間です。
遊行寺坂の中心は混みやすいので、藤沢本町〜善行の駅寄り/住宅街カーブが狙い目です。

中央大学:往路3区(茅ヶ崎〜平塚)で“流れ”を見る

中央はハマった時の流れの作り方が上手い。フラットでリズムが出る往路3区は、その年の“出来”が透けて見える場所。海沿いのど真ん中を避け、駅から歩ける内側に入ると観やすさが段違いです。

東洋大学:往路4区(小田原)で“勝負勘”を見る

東洋は、山を“装置”として使う年がある。だからこそ、山前の往路4区で「行く/待つ」が走りに出る。小田原は混みますが、駅前から少し外した地点で観ると、選手の表情まで拾えます。


混雑回避の鉄則(失敗しないために)

  • 鉄則①:駅から10分以上歩く(1本内側へ)
  • 鉄則②:復路を選ぶ(観戦者が分散しやすい)
  • 鉄則③:有名地点の“中心”を避ける(手前/後ろが勝ち)

先頭だけ基準にしない。「応援したい大学」が中位以降の場合、先頭通過から+10〜30分ズレることもあります。
通過時刻は当日の展開で変動するので、余裕を持って待機しましょう。


1日で2か所見る“ハシゴ観戦ルート”

成功率No.1:復路8区(辻堂〜茅ヶ崎)→ 復路9区(藤沢)

  1. 午前:復路8区(辻堂駅 or 茅ヶ崎駅から“内側”へ10〜15分)で全校を把握
  2. 昼:駅ビルや商業施設で休憩・トイレ・食事(ここで体力が戻る)
  3. 午後:復路9区(藤沢本町〜善行)で勝負の表情を観る

NG:ゴール付近をハシゴに組み込むと移動が詰みやすいです。ハシゴは「駅が近い」「有名地点を外す」が鉄則。

午前完結:往路3区(平塚)→ 往路4区(小田原)

午前中だけで満足したい人に。平塚でスピード勝負を見て、小田原で山前の緊張を拾う。午後は温泉へ流して“旅”として締めると、記憶が一段深く残ります。


雨・雪・寒波でも成立する観戦プラン

悪天候の日は、景色より避難導線を優先。傘は役に立たない場面が多いので、基本はレインウェアです。

悪天候の正解:駅近+屋根+復路

  • 復路8区:辻堂駅周辺(待機→短時間で観戦→即退避が可能)
  • 復路9区:藤沢駅周辺(ビル風を避けやすく、撤収が早い)

悪天候で避けたい場所

  • 芦ノ湖周辺(体感温度が別世界)
  • 海沿いの真正面(強風で体力が削られる)
  • 坂の中心(立ち止まりにくく冷える)

装備チェック(最低限)

  • レインコート(上下)
  • 手袋・ネックウォーマー
  • 防水スニーカー
  • カイロ(貼る+握る)
  • ジップ袋(スマホ防水)

子連れ・高齢者でも安心な観戦導線

  • 駅から近い場所を選ぶ(徒歩5〜8分圏)
  • トイレが確保できる場所を優先(駅/商業施設)
  • 無理に前へ行かない(見え方より安全)

おすすめ導線:復路8区(辻堂)で観戦 → 施設で休憩 → 余裕があれば藤沢へ移動。
“休憩の時間”があるだけで、観戦は驚くほど楽になります。


観戦後の温泉&ごはん(回復ルート)

藤沢・茅ヶ崎観戦組:江の島エリアで回復

冷えた指先が、お湯でほどけていく瞬間。観戦はその時点で「思い出」から「旅」になります。
藤沢・茅ヶ崎から動きやすい江の島方面は、温泉+海ごはんで締めやすい。

  • 温泉:江の島方面のスパ施設(屋内ありで悪天候にも強い)
  • 食事:しらす/海鮮/温かい汁もの(観戦後は体が喜ぶ)

平塚観戦組:大磯方面で“静かに”整える

混雑から一歩引いた大磯は、観戦の熱がふっと落ち着く場所。午後を静かに過ごしたい人に向きます。

箱根まで行った人:箱根湯本で締める

ゴールの余韻を温泉で閉じる。これができると、箱根駅伝は“年中行事”じゃなく、“人生の季節”になります。


交通規制・観戦マナー(必読)

交通規制は必ず公式PDFで確認してください。
規制時間は競技状況で延長・短縮する場合があります。

  • コース上は駐車禁止
  • 選手通過の直前は右折・転回が制限されることがあります
  • 現場の警察官・係員の指示に従う
  • 沿道の公共物への無断掲出、ドローン等は禁止事項あり

特に東京都内の規制については、警視庁が規制日時を明記して案内しています(例:1月2日・1月3日の規制時間帯)。必ず事前に確認を。
参考:警視庁|第102回東京箱根間往復大学駅伝競走に伴う交通規制のお知らせ

神奈川エリアの規制図は、箱根駅伝公式の「交通規制のご案内(神奈川)PDF」から確認できます。
参考:箱根駅伝公式|交通規制・沿道での応援に関するお願い(PDFリンクあり)


FAQ(よくある質問)

箱根駅伝の観戦について書いていると、毎年ほぼ同じ質問が届く。

「何時に行けば間に合いますか?」
「混まない場所って本当にあるんですか?」
「1日で2か所見るなんて、現実的ですか?」

どれも、実際に現地に立った人ほど悩む問いだ。
僕自身も、最初の頃は「早く行けばいい」「有名な場所に行けばいい」と思い込んで、寒空の下でただ人に揉まれ、肝心の走りをほとんど見られなかった年がある。

でも、何度も沿道に立ち、失敗と成功を重ねるうちに、
箱根駅伝の観戦には明確な“コツ”と“避けるべき落とし穴”があることが分かってきた。

ここからのFAQは、
公式サイトをなぞっただけの一般論ではない。
実際に立った場所、混雑に巻き込まれた時間、うまくいった動き方――
そうした経験を踏まえて、「本当はどう考えればいいのか」を、できるだけ正直にまとめている。

初めて現地で見る人も、
何度か見ているけれど毎年どこかで失敗している人も、
ここだけは目を通してから出かけてほしい。

ほんの少し知っているだけで、
箱根駅伝の観戦は、「疲れた正月行事」から「また来たくなる体験」に変わる。

Q. 何時に行けば、ちゃんと見ることができますか?

A. 目安は通過の60〜90分前です。

「先頭の通過時刻」を基準に動いてしまう人が多いのですが、沿道観戦ではそれが一番の落とし穴になります。
なぜなら、応援したい大学が先頭とは限らないからです。

実際、僕自身も「もうすぐ来るはず」と思って立っていた場所で、先頭だけ見て帰ってしまった人を何度も見てきました。
全校を見たい、あるいは特定の大学を応援したいなら、先頭通過+10〜30分を想定して待つ余裕が必要です。

人気地点ほど早めに行動する。これは、箱根駅伝観戦の基本中の基本です。


Q. 混雑しない場所は、本当にあるんですか?

A. あります。しかも、驚くほどあっさり見つかります。

混雑を避けるための鉄則は、たった3つ。

  • 駅から10分以上歩く
  • 往路より復路を選ぶ
  • 有名地点の“ど真ん中”を避ける

例えば復路8区。
地図で見ると同じ区間でも、国道から1本内側に入るだけで、体感の混雑度はまるで別物になります。

「こんなに落ち着いて見られるんだ」と驚く人ほど、
前年まではテレビに映る場所だけを目指していた、というケースが多い。

箱根駅伝は、少しズラすだけで、急に優しくなる大会です。


Q. 1日で2か所を見る“ハシゴ観戦”は現実的ですか?

A. はい、条件を守れば十分可能です。

成功しやすいのは、復路8区 → 復路9区の組み合わせ。
理由はシンプルで、駅が近く、移動距離が短く、時間に余白があるから。

一方で、毎年失敗談として多いのが、
ゴール地点を絡めたハシゴです。

芦ノ湖や大手町は感動も大きいですが、
移動制限と混雑の密度が桁違いで、計画が一気に崩れやすい。

ハシゴ観戦は、「派手さ」より「成立するかどうか」で考える。
これを守るだけで、成功率は格段に上がります。


Q. 雨や寒波でも、観戦はできますか?

A. できます。むしろ、悪天候の日ほど印象に残ることも多い。

ただし条件があります。
傘に頼らないこと。レインウェア一択です。

雨や雪の日は、景色よりも「退避できる場所」を優先してください。
駅から近く、屋内で待機できる場所――
例えば復路8区の辻堂周辺は、悪天候時でも成立しやすいエリアです。

実際、雨の中で歯を食いしばって走る選手の姿は、
晴れた日以上に、心に残ります。

天気が悪いからやめる、ではなく、
天気が悪いから“設計を変える”
それができれば、箱根駅伝観戦は失敗しません。


まとめ|2026年箱根駅伝は「どこで見るか」で旅になる

箱根駅伝は、同じ2日間、同じコースを走っている。
それなのに、立つ場所が変わるだけで、見える物語は驚くほど変わる

先頭を追いかける高揚もあれば、
中盤で必死に流れをつなぐ背中に胸を打たれる瞬間もある。
そして、順位表には残らない“粘り”や“覚悟”に気づけたとき、
箱根駅伝は単なるスポーツイベントではなく、ひとつの旅になる。

  • 全校を見て、その年の流れをつかみたいなら:復路8区(辻堂〜茅ヶ崎)
  • 勝負の表情、限界の先を見届けたいなら:復路9区(藤沢本町〜善行)
  • 初めての沿道観戦で、安心して楽しみたいなら:往路3区(平塚)

どれが正解、という話ではありません。
大切なのは、「自分は、今年の箱根駅伝をどんな距離感で見たいか」を決めること。

混雑の中心に飛び込むのもいい。
少し離れた場所で、静かに全校を見送るのもいい。
その選択ひとつで、記憶の残り方はまったく変わります。

そして、観戦の最後は、温泉でも、あったかいごはんでもいい。
冷えた体がほどけて、ふっと息が抜ける瞬間まで含めて、
僕にとって箱根駅伝は、ひとつの完成された旅です。

この記事が、あなたにとっての
「今年の箱根駅伝の立ち位置」を決める、静かなきっかけになれば嬉しい。

来年、またこの道で。
それぞれの場所から、同じ襷を見送りましょう。


情報ソース(公式・権威)

注意:通過時刻・交通規制は当日の状況(天候・レース展開)で変更される可能性があります。必ず公式サイト・警察発表の最新情報をご確認ください。

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